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学部 / 大学院 博士前期課程

音楽学領域

Musicology

音楽学領域では、学部レヴェルでの学修で身につけた音楽学の基礎をもとに、各自のテーマに基づく研究を深めていきます。2年間のカリキュラムを通じて、研究者としてのスキルを身につけられるようにゼミ形式の研究指導を行い、また、さまざまな授業等を通じて、音楽を介して広く社会に貢献できる人材を育成します。

カリキュラムCurriculum

音楽総合研究(音楽学領域)

大学院入学時に提出する研究計画に基づいて研究内容が決定し、個別指導を受けながら、博士前期課程修了時に課せられる修士作品(作曲)、修士論文(音楽学)、修士演奏(声楽、鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器)のための研究を進めます。

各領域における研究内容の詳細については、シラバスを参照してください。

選択科目

特殊研究

特殊研究の科目は、担当教員の専門性を活かしたテーマで開講されます。内容は多岐に渡り、専門の領域以外でも履修可能なものも数多くあります。具体的な授業内容については、シラバスを参照してください。
2022年度に「特殊研究(音楽学領域)」として開講された授業のテーマ
?The Origins of American Popular Music
?音楽学的な作品研究の方法論
?音楽総合研究修了論文の執筆、完成

原典研究

音楽にかかわる外国語原典の解釈を試み、その内容を歴史、文学、演劇、社会などの観点から分析します。英語、独語、仏語、伊語の四言語について設定されていますが、履修に際しては当該言語で書かれた原典資料がある程度読めるだけの読解力が求められます。授業は履修者の演奏活動、語学力向上、論文作成などに資するよう展開します。

音楽学基礎演習

「音楽総合研究修了論文(音楽学を除く)」を提出するにあたり、博士前期課程の1年次で履修する科目です。論文執筆に向けて、音楽に関わる学術的研究の基礎を学びます。

アート?マネジメント

「自分をマネージメントできる音楽家を養成する」ことを目標とする授業です。現在は、本学の「病院アウトリーチプロジェクト」と連動するかたちで開講されており、受講生は、アウトリーチを理論と実践の両面から学びます。

コレペティトゥール

「コレペティトゥール」は、一般的に、歌劇場などでオペラ歌手等に音楽稽古をつける仕事を指します。授業では、ピアニストはコレペティトゥールとしてのピアノについて学び、演奏者は、コレペティトゥールとのやりとりから演奏法等を学びます。

オペラ総合演習

オペラ制作過程のすべてを経験することにより、オペラに携わる演奏家として活動するための幅広い技量を習得します。音楽面のみならず、演技、舞台表現を学び、劇場での本格的なオペラ公演を経験することで、将来、オペラ歌手、コレペティトゥールとして必要な資質を修得します。
2022年度は、大学オペラ公演としてW. A. Mozart「いつわりの女庭師」を上演しその成果を発表しました。

オーケストラ

日本の第一線で活躍されている指揮者を客員教授として招聘し、その指導の下、管弦楽に於ける、演奏法、表現法について研究し、実践します。
基本的に年2回のコンサートを行い、プロのオーケストラで通用する演奏者を目指します。
近年は名古屋フィルハーモニー交響楽団、愛知室内オーケストラとの合同公演などプロのオーケストラとの共演も行っています。

弦楽合奏

「室内楽のような緻密なアンサンブル」の実践を目標とし、バロックから近代までの作品を取り上げ、毎年年度末に開催される定期演奏会で成果発表をします。過去の主な演奏曲目:シェーンベルク「浄夜」、バルトーク「ディヴェルティメント」、「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」、オネゲル「交響曲第2番」、コルンゴルト「交響的協奏曲」、ヒナステラ「弦楽のための協奏曲」など。弦楽器奏者としての合奏能力を向上させるとともに指導的立場も経験します。

ウインドオーケストラ

Wind Orchestraを通して在学中からプロの演奏家、指導者など様々な分野で活躍出来る為のアンサンブル技術、ステージマナーなどを身につける事、また管打楽器だけの狭い世界に留まらず音楽家として幅広く研究する事を目的とします。

室内楽1(鍵盤楽器領域)

ピアノを含む室内楽曲(ピアノ重奏を含む)の、音楽構築の理解と演奏の向上を身につけます。

室内楽1(弦楽器領域)

学部で行っているウィーン古典派を基軸とした曲目から範囲を広げ、様々な弦楽四重奏作品を時間をかけ深く掘り下げて演奏?研究をすることを目的とします。学部の室内楽の授業とは異なり、週ごとに複数の教員の授業を受けます。

室内楽1(管?打楽器領域)

アンサンブル能力を習得します。アンサンブルの中において個々の役割を認識し、ハーモニー感を習得します。

室内楽2

アンサンブルのメンバーが、演奏したい曲を選び、指導を受けたい教員とアポイントメントをとり、レッスンのスケジュールを組み立てる授業です。領域を問わず、全ての専任教員のレッスンを受けることができます。履修生の自主性によって実践されるユニークな授業です。

重唱

個人レッスンで習得してきた知識?技術を現場実践で活かすための高いアンサンブル能力を身に付け、時代に応じた演奏スタイル、またそれぞれの言語によって異なる表現方法を楽曲を通し実践し、偏りのないレパートリーを作ることで、即戦力となる人材を目指します。

現代の音楽

創作と演奏の両面から現代の作品への理解を深めます。

鍵盤楽器 (チェンバロ?フォルテピアノ)

16世紀末から18世紀末に作られたチェンバロための作品を、時代や地域によって異なる演奏様式や時代背景と共に学ぶことを通して、鍵盤音楽をより広い視野で捉え、表現する力を養います。

鍵盤楽器(オルガン)

オルガン奏法の習得を主体とします。

キーボード

音楽総合研究修了論文(音楽学を除く)

「音楽総合研究修了論文(音楽学を除く)」の提出が必要かどうかは、領域によって異なります。この論文を提出する場合の規定等については、履修案内を参照してください。

音楽総合研究修了作品

各自の研究を通して、修士作品とはジャンルの異なる作品を制作することにより、各自の音楽的な表現力を高めます。

音楽総合研究リサイタル(鍵盤)

ソロ?リサイタルの経験を通じて、プログラム構成や演奏準備なども含めた総合的な演奏表現能力を修得します。

音楽総合研究リサイタル(弦)

大学院博士前期課程入試で実技試験の成績優秀者は、修了論文執筆に代わる演奏での研究発表をすることができます。日程調整やチラシ作成、プログラムノート執筆なども行い、本番では完成度の高い演奏を行うこと。5060分程度のリサイタルで、幅広い時代やスタイルの楽曲によるプログラミングが望ましい。

指揮法

スコアの読み方と基本的な手の動きや身体の使い方について、実際にピアノと小アンサンブルを指揮しながら学びます。

複合芸術研究

音楽研究科、美術研究科が合同で舞台美術を制作する複合芸術プロジェクトとして、新しいオペラの舞台芸術をめざし、創作舞台の実験を行います。大学オペラ公演においてその成果を発表します。

※2022年度カリキュラムを掲載しております。

※主任指導教員の指導の下、履修します。

修士論文

修士論文は、音楽学領域を修了するための必須要件です。自らテーマを設定し、先行研究の批判、方法論の検討、史資料の収集や分析などを行いながら、修士論文の完成に向けて研究を進めます。論文の提出までに、中間発表を済ませておくことが求められます。

研究室紹介Laboratory